ほまち便り

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2026.05.18

ブログ

えちぜん鉄道の車窓より5/17
水居駅近くの田んぼ5/17
収穫を待つ大麦5/17
二十四節気での「立夏」は、春の名残をわずかに残しながらも、陽射しは力強さを増し、自然がぐっと生命力を帯びてくる季節です。 
夏の気配が立ち始める時期、まさにその言葉どおり、風景の色合いも春の淡い緑から、初夏の濃さと輝きへと移り変わっていきます。

■ 黄金色に揺れる麦畑 
5月17日、えちぜん鉄道に揺られ三国から福井へ向かう途中、車窓に広がったのは黄金色。 その景色に心を奪われ、三国から2駅の「水居駅」で途中下車。 
次の電車まで30分間の散策へ出ると、清明のころと違って、麦が熟し、陽を受けてきらきらと輝いていました。
やわらかな黄金色は、ただ眺めているだけで胸の奥がふっと和らいでいきます。

■ 田んぼには水が張られ、初夏の光がきらめく 
散策をしていると、田んぼには水が張られ、農家さんがトラックから苗を降ろし、田植えの準備をしていました。 
思い切って声をかけてみると、とても気さくに話してくださり、
「麦は5月25日ごろから収穫だよ」 
「この水、どこから来てると思う? 九頭竜川からなんだよ」
と教えてくれました。
田んぼに勢いよく流れ込む水は、九頭竜川の豊かな恵みそのもの。 
この地域の田んぼも麦畑も、そして私たちの食卓も、川の恵みの上に成り立っているのだと、あらためて気づかされました。

水を張った田んぼは、初夏の陽射しを受けて鏡のように輝き、風が吹くたびに水面がゆらりと揺れます。 
この季節だけの、静かで美しい光景です。

 ■ えちぜん鉄道沿線は、季節の移ろいを感じる小さな旅にぴったり 
えちぜん鉄道の沿線は、季節ごとにまったく違う表情を見せてくれます。 
春の若葉、初夏の黄金色の麦、田植えの始まる田んぼのきらめき。 
どれも、車窓から眺めるだけで心がほどけていくような、やさしい風景です。

途中下車して歩いてみると、土地の人との出会いや、川の恵みを感じる瞬間があり、旅がぐっと深まります。 
立夏のころの沿線散歩は、自然の息づかいを感じる、静かで豊かな時間でした。

■ 自然と人の温もりに触れたあとは、オーベルジュでゆっくりと
麦畑の風に揺れる音、田んぼに満ちる九頭竜川の水のきらめき、そして気さくに声を返してくださる農家さんの温かさ。
三国には、旅の心をそっとほどいてくれる風景と、人のやさしさが息づいています。

そんな豊かな時間を過ごしたあとは、ぜひ当オーベルジュでゆっくりとおくつろぎください。
この土地の恵みを生かした料理、静かに流れる三国の空気、そして心身を休めるひととき。
旅の余韻をそのまま味わっていただけるよう、私たちも心を込めてお迎えいたします。
立夏から小満へと季節が移ろうこの時期、三国で自然と人の温もりに触れる小さな旅を。 その余韻をゆっくり味わっていただけるよう、当オーベルジュで皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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