ほまち便り

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2026.04.13

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酒万寿処 にしさか
小山屋
菓子処 涛花堂

皆様、こんにちは。オーベルジュほまち三國湊のフロントスタッフです。

三国の古い町並みを歩いていると、どこからともなく、ふんわりと甘酸っぱい麹の香りが漂ってくることがあります。

今回は、三國湊で江戸時代から親しまれてきたソウルフード「酒まんじゅう」をご紹介します。
ひと口頬張れば、上品な餡の甘さと酒酵母の深い風味が広がり、初めてなのにどこか懐かしい
三国の日常にそっと溶け込むような心地よさを感じていただけるはずです。

三國湊に息づく「酒まんじゅう」の物語
三國湊の酒まんじゅうの歴史は、江戸時代にまで遡ります。
北前船の寄港地として賑わった三國湊には、航路を行き交う船乗りたちが立ち寄り、彼らを通じて酒まんじゅうの製法が伝わったと言われています。
その製法は、米麹と餅米を合わせ、甘酒を自然に発酵させて生地をふっくらと膨らませるというもの。
地元では「万の寿ぐ(よろずのこともどぐ)」という願いを込めて「酒万寿」とも表記され、お祝い事から日常のおやつとしても親しまれ、今も人々の暮らしに深く根付いています。

ここからは、私たちスタッフが実際に食べ比べてみた、三國湊を代表する3店舗の酒まんじゅうをご紹介します。

■ フロントスタッフ厳選!三國の3軒
三国の酒まんじゅうは、店ごとに生地の食感、酒の香り、餡の甘さがはっきりと異なります。
「私はにしさか派」「うちは小山屋派」と、自分だけの“推し”を持つファンがいるほど。
ぜひ、皆さまもお気に入りの一軒を見つけてみてください。

1.酒万寿処 にしさか(王道の多幸感)
創業100年以上。もっちり、ふわふわとした生地は、ひと口食べれば思わず笑顔になる優しい味わいです。
上品なこし餡は甘さ控えめで、どなたにも愛される王道の酒まんじゅうです。
・ 焼き印:「長」
・アクセス:フロント棟から徒歩約5分
・営業時間:8:00〜18:00(木曜定休)

2.小山屋(芳醇な伝統の香り)
創業250年以上、三國最古の老舗。
伝統の「自然発酵」を守り続けており、3軒の中で最も麹の香りがしっかりと感じられます。
お酒の香りが好きな方にはたまらない、深い味わいです。
・焼き印:「扇」
・アクセス:フロント棟から徒歩約5分
・ 営業時間:8:00〜18:00(水曜定休)

3.菓子処 涛花堂(繊細であっさり)
お酒独特のクセが少なく、非常に上品で軽やかな味わい。
薄めの生地がしっとりとした餡の存在感を引き立てています。
お酒が苦手な方やお子様にもおすすめです。
・焼き印:「涛」
・アクセス:フロント棟から徒歩約12分
・営業時間:8:00〜18:00(火曜定休)

三国を訪れるたびに、つい足が向いてしまう“私の一軒”を持つファンも多い酒まんじゅう。
皆様もぜひ、三つの焼き印を並べて、自分だけのお気に入りを見つける小さな旅に出かけてみませんか。
 

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Tel.0776-82-0070